2016年10月13日木曜日

連斬模型 阿賀野をWLに製作 IF改造1944年秋

連斬模型矢矧のシリーズで購入した阿賀野を、フルハルモデルからウオーターラインモデルに改造して製作したものです。2014年の8月に製作したものです。




阿賀野は旧式化した5500t軽巡洋艦の更新として④計画で建造され、最新鋭の水雷戦隊旗艦用軽巡洋艦として期待されました。

しかし竣工した時には、ガダルカナルの攻防戦も終わり、水雷戦隊を率いて戦う機会は無く輸送任務に従事しました。

1943年11月、ブーゲンビル島に米軍が上陸、上陸部隊に攻撃をかけるため出撃。ブーゲンビル沖海戦です。しかし、米軍のレーダーにより攻撃は失敗、戦果は少なく川内と初風を失います。


その後、ラバウルで雷撃を受け損傷、修理のためトラックへ退きます。明石により応急修理後、内地へ本格修理に向かいますが米潜スケートの雷撃を受け沈没しました。

救援に向かった那珂と追風も、米機動部隊のトラック大空襲に遭遇、撃沈されてしまいます。阿賀野も出港せずに留まっていても撃沈された可能性は高いです。



製作したのはif設定で、もし無事に内地にたどり着けて修理後に対空兵装が増備された姿を製作しました。

キットは昔買ってたタカラの連斬模型矢矧があったので、艦底を切断し船体をくっつけました。硬くて加工が大変でした(;^_^A




航空作業甲板は阿賀野と矢矧のを切断してニコイチに。ハセガワの1式1号カタパルトのエッチング、なんかでかすぎです(((^^;)無理やり載せました。




電探、機銃の増加は能代に準じた内容にしてみました。
能代との識別点は
・航空作業甲板の形状
・艦橋の大型の遮風柵
・一番魚雷発射管がシールド無し
・カタパルトが大型の1式1号



フルハルからWLへ戻す作業が大変でしたが竣工時にシンプルな阿賀野から重厚な姿に変わりました。


せっかく苦労して船体切断などをして完成させましたが、完成後フジミの特シリーズからめでたく阿賀野と能代のコンパチで発売されました(笑)

フジミのキットを使えば、能代の部品とニコイチにすれば、この阿賀野1944年秋も簡単に再現できます(^^)v

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