2017年7月5日水曜日

フジミ 軽巡洋艦能代の製作⑧ 完成です。

フジミの軽巡洋艦能代、ようやく完成しました(^^)/

第二水雷戦隊旗艦 軽巡洋艦能代、完成です。




阿賀野型軽巡洋艦の2番艦の能代は昭和18年6月30日に竣工後、第二水雷戦隊の旗艦になり、さっそく南方へ進出します。
ラバウル方面に進出し、輸送作戦中にカビエンで空襲を受け小破しています。
修理完了後、能代はビアク島への救援作戦である渾作戦に参加中、米軍のマリアナ侵攻を受け、渾作戦部隊も第一機動艦隊に合流し、マリアナ沖海戦を戦います。
レイテ沖海戦では大和、武蔵を中心とする第一部隊に第二水雷戦隊を率いて参加します。シブヤン海での対空戦闘、サマール沖での米護衛空母部隊の追撃と戦い続けましたが、栗田艦隊はレイテ湾目前で反転し、その帰途再び米機動部隊の艦載機の攻撃を受け、能代は魚雷が命中し、沈没しました。



老朽化した大正生まれの5500t軽巡の代替として建造された阿賀野型は水雷戦隊の旗艦として駆逐艦と同じ機動性と同等の魚雷兵装、水上機の搭載能力を備えた軽巡洋艦です。
水雷戦に特化した阿賀野型は竣工した大戦中盤以降は水上戦より対空、対潜戦闘が多くなりその能力を活かせれませんでした。しかしこの優美でスマートな艦容はとても魅力的です。
もし開戦前に就役していたら、もっと活躍の場があったでしょうね。



精密なパーツ分割が売りのフジミの特シリーズ、軽巡洋艦といえども作り応えがありました。
完成まで時間がかかりましたが、出来上がるととてもスマートでカッコいいです。



こまかく各艦の差異を作り分けた煙突の蒸気捨管や新考証の航空作業甲板や水雷兵装、航空兵装など見どころがたっぷりな艦です。



前後のマストもキットのプラパーツをそのまま使用していますがけっこう良い感じです。
21号電探と射出機のみファインモールドのエッチングを、13号電探はピットロードのパーツを、内火艇と零式水上偵察機はWLの共通パーツを使用した以外はキットのパーツで製作しています。



スマートな船体に各種装備をバランスよく配置した阿賀野型、もうちょっとだけ対空火力が強かったら良かったのですが。



今月発売される、タミヤの島風やハセガワの早波も作って、大戦後半の能代率いる第二水雷戦隊を再現してみたいものです(^^)/






→フジミ 軽巡洋艦能代の製作① 船体の工作

 →フジミ 軽巡洋艦能代の製作② 船体の工作続き

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作③ リノリウム甲板と煙突

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作④ 甲板のマスキング

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作⑤ 上部構造物や武装等の製作

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作⑥ 軍艦色と艦底色の塗装

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作⑦ 上部構造物の組み立て

→フジミ 艦NEXT 戦艦武蔵 レイテ沖海戦直前製作

→護衛艦さざなみ DD-113の製作

→ピットロード 特設防空巡洋艦 愛国丸

→連斬模型 阿賀野をWLに製作 IF改造1944年秋

→フジミの駆逐艦秋月を1944年時で製作

→艦船模型・戦車模型 記事一覧




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