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2022年8月30日火曜日

ヤマシタホビー 改丁型駆逐艦 橘

 ヤマシタホビーの改丁型駆逐艦、橘です。


改丁型駆逐艦は、消耗した駆逐艦を補充するため簡易構造にした丁型を更に簡易にしています。目立つ部分ですと艦尾が角型になっています。


橘は改丁型の1番艦として建造されています。

ヤマシタホビーでキット化された丁型駆逐艦の竹に続き発売されたキットです。


キットは、特型、睦月型に引き続きリリースされたので、組立も容易で、細かい部品の損失に気を付けたら精巧な改丁型を再現できます。

前マストトップと前後旗竿をプラ棒で組み直し、艦底に0.5㎜プラ板を貼ったのと機銃類を交換したぐらいで他はキットストレートで製作しています。

前部主砲の防盾も側面がモールドされた良いパーツでしたが、紛失してしまい手元にあった連山模型のジャンク品から流用しています。



艦尾周囲はそれまでの駆逐艦と比べて対潜兵装なども強化されています。

ヤマシタホビーの駆逐艦は特型各バリエーションに加え、睦月型の兵装強化状態も発売され、どれを作るか迷います。欲を言えば、秋月型後期型を出してもらえたら最高です。






2021年12月1日水曜日

ヤマシタホビー 睦月型駆逐艦を皐月1944年時で製作

 久しぶりの艦船模型の製作です。

ヤマシタホビーの駆逐艦睦月を大戦後半の皐月として製作してみました。



ヤマシタホビーの睦月が発売されてからしばらく経ちますが、特型駆逐艦と違いネームシップの睦月の開戦時の状態のみしか発売されていません。

そこで、以前息子に破壊されて放置されていたピットロード版の皐月から機銃座などを移植して皐月の昭和19年最終時にしてみました。




武装配置は学研の睦月型駆逐艦を参考にしてみました。


最終時の皐月は艦橋前に25㎜連装機銃を2基、探照灯後ろの13㎜連装機銃座を25㎜3連装に、後部4番砲跡に3連装機銃を2基装備、単装機銃は9基装備しております。

他にも13㎜単装機銃が多数装備されていましたがこちらは省略しております。

電探は後部マストの13号電探のみで22号は装備していなかったようです。



大戦後半まで生き残った皐月もレイテ沖海戦の前哨戦である、ハルゼー機動部隊のフィリピン空襲によりマニラ湾で撃沈されました。睦月型の残存艦、卯月と夕月もレイテ沖海戦後の多号輸送作戦で沈み睦月型は19年中までに全艦戦没してしまいました。


ヤマシタホビーの睦月型駆逐艦のキットは特型と同じく、精密なパーツ割と完成時のシルエットが素晴らしい良キットです。艦により武装の差異が大きいですが、年次のバリエーションキットも出して頂けたら良いですね。









2018年11月5日月曜日

ヤマシタホビー 駆逐艦睦月 キットレビュー

10月発売から延期されていた、ヤマシタホビーの駆逐艦睦月、ようやく今日届きました(^^)

同社からリリースされている特型駆逐艦各型も良い出来でしたので、睦月にも期待大です。



 

 さっそく開けてみました。



ボックスアートは海戦時の睦月が、大海原を僚艦と進撃中のシーンのようです。



船体は左右張り合わせ式で、船底板は中央に補強材もついて、左右の船体と甲板を取り付けやすいように工夫されています。





甲板や砲座のパーツ。繊細なモールドを施されています。



煙突、艦橋や予備魚雷函などのパーツです。



主砲のパーツは12㎝砲G型の盾が2種類入っています。主砲は4基ずつ入っています。
神風型などの企画も期待できますね。

特型ではクリアーパーツだった艦橋窓枠と探照灯が今回は通常のプラパーツになっています。




魚雷発射管やボートダビット、ウインチ類は特型駆逐艦と同じパーツが入っております。

こちらのキットは開戦時となっておりますが、船外電路のモールドは艦によって違うのからか、入っていませんので自作が必要です。開戦前の状態で製作するにはデカールがありませんが、特型のように、また別売りで出そうですね。



とりあえず船体を組んでみました。
船底板中央の補強材に取り付け穴があるので、歪み無くかっちりと取り付けれました。



左右張り合わせもカチッといけました。船体の反りも無く良い感じです。



甲板も接着してみました。この分だと普通に組むなら簡単に製作できそうで、楽しみです。




→フジミ 艦NEXT戦艦長門 キットレビュー

→ピット+艦NEXT戦艦大和をレイテ沖海戦時で製作

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2017年3月13日月曜日

駆逐艦 浦波 1944年時 製作 ヤマシタホビー+ピットロード

特型駆逐艦改Ⅰ型の浦波をヤマシタホビーの綾波とピットロードの白雲をミキシングして製作しました。




ヤマシタホビーの特型駆逐艦はⅠ型の吹雪とⅡ型の綾波、Ⅲ型の響がリリースされていますが、今の所どのキットも開戦前の仕様で、大戦末期の対空兵装強化後の姿はまだリリースされていません。 そこで、手元にあったピットロードの特型駆逐艦には各年代の武装や各型の艦橋パーツなどが入っているので、ニコイチで大戦末期仕様を製作してみました。

浦波は特型のグループの中でも改Ⅰ型と呼ばれています。

Ⅰ型が主砲が仰角40度のA型砲架、砲架周りに旋回用の軌道、機関室吸気口がキセル型、艦橋がシンプル、船首楼が短い(一部の艦は片舷が長い艦もあります)など。

Ⅱ型は主砲が仰角75度のB型砲塔(後に補強のため仰角を55度に)機関室吸気口がⅡ型からお椀型に、艦橋に方位盤が装備、船首楼が長くなっているなど。

の変化があります。浦波はその中間で、おおざっぱに言えば、主砲と艦橋がⅠ型、船体や煙突周りはⅡ型といった感じです。

そのような形ですので、部品の組み合わせで浦波も発売されても良さそうですが、甲板部品をⅡ型と共通だと主砲の旋回軌道が無いので、発売される可能性は低そうです。

今回はこの旋回軌道を妥協して無しにして、浦波っぽい艦に製作してみました。



基本的には、綾波のキットを製作して、ピットロードから以下の部品をトレードしています。
・艦橋はⅠ型用を使用。艦橋前にも機銃座を。
・2、3番発射管の間に機銃台。
・後部2番砲後に機銃座を。
・電探と単装機銃も。

船外電路は0.4㎜プラ棒で取り付けています。
舷窓は大戦末期には多数、閉鎖されていますので、0.3㎜プラ板を1㎜の打ち抜きポンチで打ち抜いたのを接着しています。



マストはキットの三脚を接着してから、中断で切断し、電探台と上部マストを設置しています。
本来はA型砲架周りには旋回軌道がありますが、Ⅱ型の船体にはそのモールドは無いので、今回はスルーしています。言わなければわからないかも(笑)



後部砲架周りは、甲板の部品共通化で吹雪のキットでも旋回軌道は再現されていません。

後部2番砲跡はピットロードのパーツを、元の構造物に現物合わせで削り込んで設置しています。
魚雷ダビットの高さも変わるので支柱も変えています。
後マストにも13号電探を装備しています。



1944年9月の捷一号作戦前のカッターなどを撤去する前の状態で製作しています。

武装は
12.7㎝A型砲4門 
61㎝魚雷発射管9門(特型も生き残りには酸素魚雷を発射できるように改造されたようです。)
25㎜3連装機銃4基、連装機銃1基、単装機銃10基 合計24挺
13㎜連装機銃2基4挺 爆雷36個




ヤマシタホビーのキットはとても作り易く、武装パーツを付けるだけで大戦後半の状態への改造も容易です。
ピットロードのキットには沢山の余剰パーツが入っていますので上手く組み合わせたら色々な年代を作る事も可能です。

ヤマシタホビーからは、この後は潮や漣といったⅡA型がリリースされるようです。
その後にも後期の対空兵装増備後の姿も発売していただければ嬉しいですね(^^)


         



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→アオシマ 陸軍舟艇母船 あきつ丸の製作

→ハセガワ 重巡洋艦 青葉 製作

→ヤマシタホビー 特型駆逐艦Ⅰ型吹雪を白雪で製作

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2016年11月25日金曜日

ヤマシタホビー 特型駆逐艦Ⅰ型吹雪を白雪で製作

ヤマシタホビーの特Ⅰ型吹雪を白雪として製作してみました。



ヤマシタホビーの特型駆逐艦は第一弾にⅠ型吹雪、続いてⅢ型響、そして先日Ⅱ型綾波が発売され、主な特型のグループが出揃いました。

このⅠ型は開戦前の吹雪をキット化されていまして、船外電路が再現されていないのと各艦の艦名デカールが入っていませんが、作り易く、特型駆逐艦の特徴をとらえた良いキットです。

この白雪は昨年製作したもので、学研の特型駆逐艦の本に白雪は他の艦が艦橋前に13㎜連装機銃を増備されていたのに、白雪は内地へ帰る機会が無く応急的に2番、3番魚雷発射管の上に13㎜単装機銃を装備したと書かれていまして、これを再現しようと製作してみました。



製作はキットストレートに製作しました。いつもはマストは自作しますが、キットのマストも割と繊細にできていたのでそのままで作ってみました。



特Ⅰ型は主砲の12.7センチ砲も以降の艦と違い平射専用のA型砲塔が装備されていました。
キットの主砲パーツの出来は素晴らしく補強桁もばっちり再現されています。
惜しいのは主砲の旋回用に主砲塔の周囲に円形のレールがしかれていまして、艦首の1番砲周りは再現されていますが、2、3番砲周りは、Ⅱ型、Ⅲ型との部品共用のため。再現されていません。



特Ⅰ型は開戦時は第二煙突前に13㎜連装機銃を一基装備し、その後2基に増強されたようです。
その後艦橋前に13㎜連装機銃を増設しましたが、白雪は工事の機会が無く、現地で応急的に13㎜単装機銃を2、3番魚雷発射管の上に設置されました。

ビスマーク海戦での米軍機からの撮影された有名な直上からの写真でも、発射管上の機銃座が確認できます。

可燃物の魚雷の上に配置はちょっとイヤな配置ですね(^^;)



白雪は、ニューギニア、ラエへの輸送作戦八一号作戦として駆逐艦8隻輸送船8隻の船団の旗艦として出撃しましたが、制空権の無い中、作戦前より、成功は難しいと危惧された通り、米陸軍航空隊の猛攻撃を受け、旗艦白雪を含む駆逐艦朝潮、荒潮、時津風、輸送船8隻すべてが撃沈されるという大損害を受けました。



この白雪の製作では、IFとして、「もし白雪が生還できて、内地に帰れて、艦橋前に25㎜連装機銃が増設されたら」として製作しています。魚雷発射管上の13㎜機銃は艦側からの要望で残置されたとしてみました。


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→ピットロード 睦月型駆逐艦 弥生 昭和17年 製作

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