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2017年5月2日火曜日

四式中戦車 試作型を三色迷彩で製作。

ファインモールドの1/35四式中戦車試作型です。




ファインモールドの4式中戦車のキットは鋳造砲塔のこの試作型と従来型の溶接型砲塔の量産型の二種類が出ています。

昔からの刷り込みで四式戦車といえばこの鋳造砲塔の方がしっくりきますので、こちらの試作型のキットを製作しました。

昔「逆転太平洋戦争」という仮想戦記の漫画を子供の頃に読んで、弱いイメージのあった日本戦車が米軍相手に奮闘するのを見て、この4式中戦車がとても印象に残りました。

ちょっと前に「帝国陸軍激闘録」というコミックに、このエピソードも再集録されているのを古本で見つけました。
史実では97式中戦車改などを装備した戦車第二師団はフィリピン、ルソン島で米軍のM4シャーマン戦車などと刺し違え覚悟の死闘を繰り広げられました。
漫画ではこの戦車第二師団に4式中戦車や3式中戦車が配備されレイテに上陸した米軍を迎え撃つという話です。



久しぶりにこの話を読んで、この4式中戦車を作ってみました(^^)/




初めての試みの鋳造砲塔は実用化は難しかったようで、戦後、61式戦車でようやく実現できたようです。量産型は従来と同じ溶接構造の砲塔で生産される予定だったようです。
同じ砲塔を3式中戦車にも長砲身型として搭載する計画があったようです。




長砲身が迫力ありますね(^^)/
試作型はカーキ1色のイメージが強いですが、今回は三色迷彩で作ってみました。
塗装図はホビーサーチの量産型の説明書を参考にさせてもらいました。



迷彩も新鮮で強そう。
後ろのマフラーカバーなどはエッチングパーツが入っています。
マフラーの形状も量産型とは違いがあります。ここも試作方の方が好みです。

キットの箱絵は量産型の方がかっちょ良いです(^^)



右から4式中戦車、チハタン、95式軽戦車



比べてみると大きさは全然違いますね。こんだけ大きいと海上輸送が大変そうです。





→タミヤ 97式中戦車 チハ 製作

→ドラゴン 1/35 日本陸軍 九五式軽戦車ハ号 後期型 製作

→タミヤ M41軽戦車 陸上自衛隊仕様 製作

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→フジミ 重巡洋艦 摩耶 昭和19年時の製作

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2016年11月21日月曜日

タミヤ 97式中戦車 チハ 製作

タミヤの97式中戦車「チハ」です。



タミヤの往年の名キットです。

97式中戦車は1938年に正式採用された日本陸軍の主力戦車です。短砲身の97式57㎜砲と97式車載機銃2門を装備、信頼性の高い170馬力の空冷ディ―ゼルエンジンを装備し、最大装甲厚25㎜、無線機を標準装備していた、採用当時は歩兵直協戦車として強力な車両でした。
しかし陣地攻撃用の短砲身57㎜戦車砲では対戦車能力は無く(M3スチュワート戦車の後面装甲も貫通できなかったようです)長砲身47㎜戦車砲を装備した97式中戦車改に改良されました。

支那事変では中国軍が有力な対戦車装備を持っていなかったで活躍し、開戦当初のマレー半島侵攻作戦も、英軍相手に電撃戦を行い、緒戦の勝利に貢献しました。
しかし、対戦車能力の欠如でビルマ作戦でM3軽戦車に苦戦、その後も後継車両の登場の遅れで長砲身チハ改とともに終戦まで主力として戦い抜きました。



タミヤのキットは組みやすく、そのまま組むだけでも97式中戦車の雄姿がお手軽に再現できます。



マフラーカバーなどもエッチングではなくプラパーツですが、サクッと作れます(^^)/



塗装はクレオスの特色セット、日本陸軍戦車後期迷彩色カラーセットで塗装しました。



鉢巻型アンテナと短砲身57㎜砲が特徴的なチハ、子供の時はドイツ戦車などに目が行きましたが
年齢が上がるにつれて独特の魅力に魅せられてしまいます(*´ω`)



砲塔は右にオフセットに設置されています。被弾経始を考慮した曲面を多用したデザインですが、量産性は阻害されていたようです。
リベットが日本戦車らしさを醸し出しています。



砲塔には戦車第11連隊「士魂部隊」のマーキングをつけてみました。
終戦直後に占守島に進攻してきたソ連軍に97式中戦車改と95式軽戦車とともに戦いました。

タミヤのキットは砲塔内部や車体裏の再現などはあまり無いですが組み立てやすくスラスラと完成できるのでストレスなく作れる良いキットです(^^)/

この車両をベースに日本陸軍は、97式中戦車改、1式砲戦車、1式自走砲、3式砲戦車、4式自走砲、1式中戦車、3式中戦車、2式砲戦車などが開発されました。

新砲塔チハが主力になった後も、砲戦車の生産の遅れから、57㎜砲装備のチハが戦車連隊の砲戦車中隊に装備されたりしたようです。

タミヤからはチハの派生型のチハ改と1式砲戦車が発売されています。





→タミヤ/イタレリ M24チャーフィー 陸上自衛隊仕様で製作

→ファインモールド 四式中戦車 試作型を三色迷彩で製作

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2016年11月2日水曜日

ドラゴン 1/35 日本陸軍 九五式軽戦車ハ号 後期型 製作

ドラゴン(サイバーホビー)の九五式軽戦車ハ号 後期型 です。

2年前に製作したものです。



発売当初もなかなかいい値段していましたが、最近は為替や人件費の影響か中華キットってめっちゃ高いですね。このハ号も今は定価7128円(税込)って高すぎです(笑)

もうすぐファインモールドがガルパン仕様でリニューアルした製品が日本軍ノモンハン仕様で出るのであえてこちらを買うこともないと思います。



久しぶりのAFVの製作でしたが、このドラゴンのキットは組みやすく、すらすらと組めました。
部品がディティールに凝る版と簡易版の両方が入っていまして、不要部品が多くて初めは面喰いました(^^;)
例えば、ハッチの取っ手が別部品のと一体化しているのと2種類入っていたりと・・

マフラーカバーなどエッチングも入っていて良いキットでしたが、履帯のつなぎ合わせ部分が犬がかじったみたいにヘニョヘニョになってて接続に難儀しました。



小さくてコンパクトな95式軽戦車、1/35 でも手のひらサイズです(^^)


塗装は、クレオスの日本陸軍戦車後期迷彩色カラーセットを使ってみました。塗り分けもまったくオリジナルのフィクションです。



土台の枯れ草色をスプレー吹きにして、土色と草色ははけ塗りだったようなので筆で手塗りにしてみました。日本軍っぽい感じが出たかと。
ちょっと草色は明る過ぎかな~と思ってましたがつや消しでトップコートすると良い感じになじみました。



全体にウオッシングをして、つや消しトップコートを吹いて完成です。

砲塔には昔タミヤのチハ改を作って余っていた士魂部隊のデカールを貼ってみました。終戦後のソ連侵攻に果敢に立ち向かった部隊です。

95式軽戦車は完成当初の1935年では世界水準の優秀な軽戦車で、調達価格の安さもあり、大々的に生産され、日本陸軍の機甲化に貢献しました。
ノモンハンではソ連軍のBT戦車などに苦戦しましたが、太平洋戦争開戦時にはマレー半島侵攻作戦などで活躍しました。太平洋の島嶼では、軽くて輸送船でも運びやすい95式軽戦車が各地へ派遣され、圧倒的な火力の米軍に立ち向かいました。
終戦直後の占守島では停戦後なのに上陸してきたソ連軍相手に、戦車第11連隊所属の95式軽戦車は、97式中戦車改、97式中戦車とともに敢闘し、ソ連の北海道進攻の野望を防ぎました。






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